アイオノマー樹脂製中間膜

高性能のファサードでは、挟み込まれたグレージング素材が幅広い機能的役割を果たすよう求められており、これにより、現代的な建築プロジェクトにおいて合わせガラスの採用が後押しされ続けています。

 

アイオノマー(アイオノプラスト)樹脂の中間膜は、今では登場から数十年になります。しかし、もっとも大々的に市場導入されたのは、セントリグラス®中間膜が発売された1998年になります。セントリグラス®中間膜は、合わせガラスの構造性能と耐候性をPVBよりも高めることに重点を置いて、特に建設用途に開発されたものです。

過去15年にわたり、この中間膜は何度かの開発向上を経てきました。当初、セントリグラス®は米国においてハリケーン向けグレージングに必要とされる建物外面保護と、大規模なミサイルテストに関する要件のために開発されましたが、現在では、ハリケーンに適用するために開発された性能利点がファサード、オーバーヘッドグレージング、手すり、ガラス床、階段、ドア、パーテーションなどの建物の他の多くの面においても有益であると構造エンジニアが認めるほど、その規模はかなり拡大しています。

PVB中間膜と比べ、セントリグラス®アイオノマー中間膜の方が強靭で、100倍の硬度があり、より幅広い温度領域でより性能を発揮します。

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